伊東 — 県内最大の湯量と、冬にまくらを投げる町
この町を選ぶ理由
伊東温泉の湧出量は、2024年1月現在で毎分26,836リットル。静岡県内で最大である(C002)。同じ伊豆の熱海と比べたとき、伊東の性格を決めているのはこの湯量だ。街なかには日帰り温泉と共同浴場が多く(C006)、松川公園の「ふれあいの湯」、伊豆高原駅前の「美足の湯」、湯の花通り商店街の「椿のお手湯」など、足湯・手湯が町に散っている(C007)。宿に泊まらなくても湯に触れられる町の作りになっている。
誰に向いているか
- 温泉に「入りに行く」のではなく、温泉のある町を歩きたい人。
- 冬に来る人。この町の冬には、大室山の山焼き(C015)と、全日本まくら投げ大会(C016)がある。
何を見るか
湯 — 泉質は単純泉・弱食塩泉が中心で、塩化物泉と硫酸塩泉の二種類として説明される(C003)。無色無臭透明で、塩分の保温効果により湯冷めしにくいとされる(C004)。平安時代の発見とも言われ、江戸時代には3代将軍徳川家光に湯治湯として献上されていた(C005)。
東海館 — 木造建築の旧旅館が観光・文化施設として公開されている。入館料200円で、土日祝のみ日帰り温泉が大人500円・子供300円で使える(C008)。
自然 — 城ヶ崎海岸は火山による岬の景観をもつ(C009)。大室山はパノラマ展望台として知られる(C010)。一碧湖は「伊豆の瞳」と称される(C011)。小室山公園は約10万本のつつじで知られる(C012)。
季節
春はさくらの里の夜桜、夏は海の花火大会とオレンジビーチの水上アトラクション、秋は紅葉狩りとみかん狩り、冬は大室山山焼きと全日本まくら投げ大会(C013、C014)。
行き方
乗り換えなしで行ける。 東京から特急踊り子号を使えば約1時間40分(C019)。伊豆へ向かう列車としては、これが最も単純な選択肢になる。
速さを取るなら新幹線だが、その場合は熱海で乗り換えることになる(C021)。東京から熱海まで新幹線で約55分、熱海からJR伊東線で約22分(C020)。名古屋からは熱海まで約1時間52分、そこから同じく約22分(C022)。
車では、東京方面から東名高速の厚木インターで小田原厚木道路に入り、熱海を経由して約90分(C023)。名古屋方面からは東名の沼津インターで国道1号に入り、三島を経て国道136号と宇佐美大仁道路で約60分(C024)。海沿いの道が混んでいるときは、伊豆スカイラインの利用が案内されている(C025)。
伊東駅には観光案内所がある(C018)。
泊まる
伊東の宿は、ひとつの温泉街にまとまっていない。伊東温泉街・伊豆高原・城ヶ崎温泉の3エリアに分けて案内されている(C027)。海沿いの町なかに泊まるのか、高原側に泊まるのかで、滞在の性格が変わる。
施設の形態も旅館・ホテル・リゾート施設が混在する(C028)。宿の検索は22項目のテーマで区切られていて、露天風呂付客室・貸切風呂・自家源泉といった温泉の条件と、オーシャンビュー・部屋食・バリアフリー対応が同じ並びにある(C029)。温泉と海の眺望が並列の選択軸になっているのが伊東の宿の特徴といえる。
案内しているのは伊東温泉旅館ホテル協同組合(C026)。組合公式は伊東を「東京から90分」の温泉地として案内している(C030)。
注意・未確認事項
- 所要時間はいずれも目安で、季節・時間帯により変動する。運賃と便数は未取得。
- 加盟宿の総数、エリア別の軒数は組合公式の本文に明記がなく未取得。 料金・空室・プランは変動情報のため記録していない。
- 源泉数は未取得。湧出量については Tier D 以下の媒体で毎分32,000〜34,000リットルという異なる数値も流通しているが、公式で確認できた 26,836リットル(2024年1月現在)のみを採用した。
- 泉質・湯の説明は観光協会(Tier B)のみ。市公式・県温泉協会での裏取りは未実施。
- 各共同浴場・足湯の営業時間と料金、大室山の標高とリフト、城ヶ崎の吊橋、つつじの見頃、各イベントの開催日は未取得。
- 宿泊施設・組合、食(海鮮・干物・みかん)は未調査。
出典
本文の事実は、以下の出典に基づいています。