宇治 — 京都駅から16分、橋の両側に世界遺産
この町を選ぶ理由
宇治橋の西詰から徒歩5分に平等院、東詰から徒歩10分に宇治上神社。世界文化遺産が一本の橋の両側にある(C012)。京都駅からJR奈良線の快速で約16分(C009)。京都に滞在しているなら、半日で往復できる距離にこれがある。
誰に向いているか
- 京都に数日いて、市内の混雑から一度離れたい人。
- 茶を「飲み物」ではなく「産業と歴史」として見たい人。
- 『源氏物語』を読んだことがある人。宇治十帖の舞台がそのまま町になっている。
何を見るか
平等院は1052年、関白藤原頼通が父・道長から譲り受けた別荘を寺院にしたものだ(C002)。1994年に世界文化遺産に登録された(C003)。境内にはミュージアム鳳翔館があり、国宝が収蔵・展示されている(C019)。
宇治上神社は菟道稚郎子と応神・仁徳両帝を祀る(C004)。
源氏物語の宇治:三室戸寺には宇治十帖のヒロイン浮舟の古跡がある(C005)。恵心院は、宇治川に入水した浮舟を助ける横川の高僧のモデルとされる僧に関わる(C006)。宇治橋の西詰には紫式部像が立つ(C008)。宇治市源氏物語ミュージアムが、その世界を解説している(C007)。
茶の町として
宇治茶は、鎌倉時代前期に栄西から茶種をもらいうけた明恵が宇治に伝えたのが始まりとされ、記録上の確認は南北朝時代からになる(C014)。当初は京都の栂尾茶が最高とされ、宇治茶は格下だった。それが室町時代の中盤に、最高位と認められる(C015)。
江戸時代には、茶園を経営して顧客に茶を供給する「茶師」が宇治橋商店街に屋敷を構え、幕府から特権を受けて将軍への献上茶を作り、全国へ流通させた(C016)。町の構造そのものが茶でできている。
現在も宇治茶は宇治を中心とする山城地方で生産され(C017)、生産者は全国茶品評会・関西茶品評会で農林水産大臣賞をはじめ毎年多くの入賞をし、全国茶品評会のてん茶の部で産地賞を数多く受賞している(C018)。平等院の境内には日本茶専門店の茶房「藤花」がある(C020)。
行き方
- 京都駅 → JR宇治駅:JR奈良線快速で約16分(C009)
- 大阪・京橋駅 → 宇治駅:中書島駅で京阪宇治線に乗換え、約51分(C010)
- 京都市内(三条・祇園四条・東山五条)→ 宇治駅:中書島乗換で約30分(C011)
- JR宇治駅から宇治橋まで徒歩10分、京阪宇治駅からは徒歩すぐ(C013)
- 府立宇治公園 中の島へは宇治橋から徒歩10分(C021)
注意・未確認事項
- 平等院・宇治上神社の拝観時間と拝観料は今回未取得。訪問前に公式で確認すること。
- 平等院の創建年は観光協会(Tier B)の記載によるもので、鳳凰堂の国宝指定・宇治上神社本殿の指定内容は未確認。
- 覆下栽培・玉露・宇治製法については、参照した市公式ページ本文に記載がなく未取得。
- 新茶の時期、桜・紅葉・三室戸寺の花の見頃は未調査。
- 宇治川の鵜飼、茶摘み等の体験、市内の宿泊施設は未調査。
出典
本文の事実は、以下の出典に基づいています。