福岡県 · 自治体ガイド

八女 — 提灯の生産量が全国一の、商家町

English 6 件の出典

この町を選ぶ理由

八女提灯は全国一の生産量を誇る(C003)。文化13年(1816年)頃に始まった国指定の伝統的工芸品である。もう一つの国指定、八女福島仏壇は文政4年(1821年)に始まる(C002)。

この二つの工芸が生まれた場所は、今も残っている。八女市八女福島は重要伝統的建造物群保存地区で、種別は「商家町」(C008)。江戸時代の始めに城下町の町人地として形成され、後に久留米藩内で最大級の在郷の商家町として発展した(C009)。街路に沿って塗屋造の町家を中心に、江戸時代から近代にかけての建造物が連たんして残る(C010)。

工芸品を「作った町ごと」見られる自治体は多くない。

誰に向いているか

  • 工芸を、店頭ではなく産地で見たい人。
  • 福岡から足を延ばす人。八女市は福岡県南部、久留米市の東南にある(C001)。

何を見るか

国指定の伝統的工芸品(C002、C003)

  • 八女福島仏壇(文政4年〜)
  • 八女提灯(文化13年頃〜、全国一の生産量)

福岡県指定の特産工芸品(C004、C005、C006)

  • 八女手すき和紙
  • 八女石灯籠
  • 八女和ごま/八女矢/竹細工

現代の作家・工房としては星野民藝、源太窯、錠光窯、十篭窯がある(C007)。

町並み — 八女福島の保存地区。町割そのものが城下町として計画された歴史を伝えている(C010)。

体験する

八女では、錺り金具職人による銀細工制作や、包丁鍛冶職人による「マイ包丁づくり」といった伝統工芸の体験ができる(C014)。和菓子と八女茶を組み合わせたコース体験もある(C015)。1日周遊バスツアー「旅する茶のくに周遊バス」が運行されている(C016)。

八女市の観光は「茶のくに」を掲げており、八女茶が地域の中心的な題材になっている(C018)。

行事

八女福島の燈籠人形(C011)、八女星のまつり(九州和太鼓フェスティバル)(C012)、「八女のまつり」(C013)。

外国語対応

八女観光オフィシャルサイト「茶のくに八女・奥八女」は八女市茶のくに観光案内所が運営し、繁体字中国語版と英語版のサイトを備える(C017)。

行き方 — 駅から先はバスになる

八女市公式が案内する鉄道経路は、いずれも最寄り駅でバスに乗り継ぐ形である(C021)。列車で市の中心まで乗り入れる、という行き方ではない。

  • 博多方面から:JR鹿児島本線で博多駅から羽犬塚駅へ。羽犬塚駅から堀川バスで市内へ(C019)
  • 西鉄利用:福岡駅から久留米駅へ。久留米駅から西鉄バスで八女市へ(C020)

車の方が素直に着く。高速道路の八女インターチェンジから国道442号線で約10分、広川インターチェンジから国道3号線で約15分(C022)。八女インターの近くにはパーク・アンド・ライドの駐車場がある(C024)。

福岡空港から来る場合は、西鉄バスの大牟田・荒尾行き、または九州産交バスの熊本行き「火のくに号」で八女インターへ向かえる(C023)。

市内には、事前登録が必要な予約型乗合タクシーもある(C024)。

注意・未確認事項

  • 鉄道・バスの区間ごとの所要時間、運賃、便数は八女市公式の本文に記載がなく未取得。 実際の乗り継ぎ時間は各事業者の時刻表で確認すること。
  • 八女市公式は「市中心部に鉄道駅がない」とは明記していない。ここでは案内される全経路がバス乗継であるという事実のみを記している。
  • 重要伝統的建造物群保存地区の選定年月日と面積は、参照した文化庁・伝建協の本文に記載がなく未取得。
  • 八女茶・八女伝統本玉露の製法、生産量、受賞歴の一次情報を取得できず、claim 化していない。 「茶のくに」を掲げる町でありながら、茶そのものの記述が薄い点は本稿の弱点。
  • 岩戸山古墳・磐井の乱は未調査。
  • 伝統工芸体験の料金・所要時間・予約方法、周遊バスの運行日と料金、各行事の開催日は未取得。
  • 八女伝統工芸館の情報は、市公式ページが404のため取得できなかった。
  • 宿泊、商店街・物産販売、季節(新茶の時期・茶畑の景観)は未調査。

出典

本文の事実は、以下の出典に基づいています。